日本の唱歌と太平洋の賛美歌

日本の唱歌と太平洋の賛美歌

奈良教育大学ブックレット 第2号

日本の唱歌と太平洋の賛美歌

―唱歌誕生はなぜ奇跡だったのか―

著者:安田寛
ISBN: 978-4-8278-1466-8
定価: 1,047 (税込)
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奈良教育大学出版会企画第2号。

「蝶々」「蛍の光」「むすんでひらいて」など-。わたしたち日本人が小さい頃に慣れ親しんだこれらの「唱歌」と同じ旋律が、ハワイやミクロネシアの島々、ポリネシアの島々では「讃美歌」として歌われていることを知っていますか?



讃美歌はプロテスタントの礼拝の中で歌われる歌です。

その歌と 日本の唱歌が、同じ旋律で、しかもほぼ同時期に伝わったなんて!これは一種のミステリーです。 この謎を解明すべく、奈良教育大学音楽教育講座の安田寛先生が「日本の唱歌と太平洋の讃美歌」について研究されました。唱歌誕生はなぜ奇跡だったのか-、本書を読めばその疑問がすっきり解けます。

目次

はじめに



一 FM古都

二 唱歌と童謡

三 研究の面白さ

四 唱歌という奇跡

五 唱歌誕生は奇跡だった

六 インターディシプリン

七 「蝶々」の場合

八 アジア太平洋の讃美歌と唱歌

九 キリスト教海外伝道とは

十 伝道にとっての音楽

十一 讃美歌集の仕事

十二 宣教師は歌が上手だったのか

十三 どんな人が宣教師になったのか

十四 アンドリュウ

十五 讃美歌は簡単に受け入れられたのか

十六 土地の古くからの歌との関係は

十七 唱歌はなぜ他所では生まれなかったのか

十八 唱歌の劇的な誕生

十九 アジア太平洋で唱歌が果たした役割

二十 今後の研究について



あとがき










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