ようこそ、ゲスト様
学校におけるクレーム対応の原則は「スピード+面談+共感」。教育委員会管理主事や公立学校校長のご経験もある松田先生に、保護者からの電話や面談での心構え・対処方法、クレーム対応での養護教諭の立ち位置等についてお話しいただきました。
放送作家として数々の人気TVに関わり、漫才作家として指導した芸人は2000組を超えるという村瀬さん。講演では、お笑い芸人が駆使する「好かれる」ための技術をふんだんに伝授していただきました。「相手が【笑って】ほしいところに、【笑う】。相手が【驚いて】ほしいところに【驚く】」など、今日からすぐに使える実用的なテクニックのオンパレードでした。
スマホの普及によってインターネットが気軽に使えるツールとなった現在、子どもたちがオンラインゲームやSNSに夢中になり、さまざまな課題が生まれています。ネット依存治療部門で治療に携わっている三原先生に、ネット依存のしくみや症状、子どもたちへの指導方法・対処方法をお話しいただきました。
保健室の特性は子どもの持つ力を「信じる」、その力を「待つ」、自己肯定感を育めるよう「寄り添う」ことにある。子どもたちの力を信じて話してくれるまで寄り添って待ち続ける、そんな保健室のありようを、現場での綿密な取材に基づいてお話いただきました。
講師の実体験を元に、ロールプレイなどもわかりやすく勉強になった
「家庭料理は自分の居場所である」という言葉がとくに印象的だった
日頃の自分の対応を振り返る機会になった
子ども自身で考えることを邪魔していたことを反省するよい機会になった
自分たち養護教諭がいかに重要な役割をもっているか、あらためて確認できた
これからも保健室の現状や養護教諭の仕事について社会へ発信してほしいと思った
ご講演内容については第1~4、6~7講座:『健康教室』2017年11月増刊号、第5講座:『健康教室』2018年2月号に掲載されております。